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神夢月

Author:神夢月
ネチョ分なし、おむつ分濃いめ。多分おむつ系コミュから来た人でないと受け付けない内容かも

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ドーバの除霊士 1話
※オリジナル作品です。


世界の片隅に一つの大陸があった。
複数の国家が混在する、ジャキメ大陸
今回のお話の舞台は、ジャキメ大陸に存在するとある学園(?)。

- ドーバ帝国 -
ジャキメ大陸に存在する国家の一つ。大陸の中央に存在している。
その城下町にある施設があった。

―除霊士育成所「シュライン」。

除霊士とは、除霊術を用いて、悪霊を追い払う職業である。
悪霊はこの世界では時折出没するので、除霊術は欠かせない。

そこの寮に住んでいる除霊士見習いの兄弟と、
これからやってくる男の子の3人を中心に物語は進む。



ドーバの除霊士 - Ghost Buster -


- シュライン敷地内宿舎 F-127 -

宿舎スタッフ「もうすぐ消灯時間だ。寝る準備をしなさい。」
二人の男の子「はーい。」
宿舎スタッフ「あと、明日からこの部屋に新しい子が入るらしい。
       詳しくは聞かされていないがな。」

宿舎スタッフはそういい残して部屋を出て行った。

この部屋に住んでいるのは、見習い除霊士の双子の兄弟。

礼武「新入りかー。どんな奴が来るんだろうな?」

こちらは兄の 霊峰山 礼武(れいほうさん らいむ)。
年は8で、見習い除霊士1級である。
除霊士としての実力は年齢にしてはかなり高い。

礼武「ひねくれた奴じゃなきゃいいんだけどな。」
礼智「誰であろうとも、仲間が増えるのは嬉しいよ。
   僕たちと同年代の子は今のところいないし。」

こちらは弟の 霊峰山 礼智(れいほうさん らいち)。
見習い除霊士3級。兄と違って特に実力が高いわけでもない。
年齢は兄と同じで、二人とも4歳のころからシュラインで訓練を受けている。

礼智「電気、消してくるね。」
礼武「ああ、よろしく。」

明かりを消した後、布団を被り、眠りについた。





翌朝…

ピピピピピピピ……
部屋に置かれた時計が電子音のアラームを発する。

礼智「ん…もう朝…?」

体を起こして目をこする。
時計は"07:30"を表示していた。

そろそろ起きなきゃ…と思ったところで、何かがおかしいことに気がついた。

礼智「…そんなはずないよね?」

礼智は自分の布団をめくって、いやな予感が外れていることを期待する。
だが…

布団には自分のお尻を中心に大きな染みができていた。

礼智「兄貴ったらまた僕の布団とすりかえたね。
   そもそも僕がおねしょするわけないでしょ。」

礼智は半年前に治まったのだが、兄の礼武はまだ常習犯だった。

礼智「ちょっと兄貴、無駄なことはやめてよね!」

礼智はまだ眠っている礼武を大きく揺さぶりながら言う。

礼武「んー、なんだよ…。」
礼智「すりかえたでしょ?布団。」
礼武「今更そんなことするわけないだろ…。
   俺は今朝は布団から一度も出てないっての。」

礼智は兄の布団をめくって確認する。

礼智「ほら、兄貴の布団は濡れて…る。」
礼武「だからすり替えてないっていっただろ?」
礼智「え…あれ?」

礼武「ちょっと待て。そんな事を言い出すってことは、
   お前の布団…濡れてるんだよな?」
礼智「あ…いや…うん。兄貴は本当にすり替えてないんだよね?」
礼武「人を疑う前に自分を疑ってみたらどうだ?」
礼智「でも、僕はおねしょなんてしないし…」
礼武「現にしてるだろう。」
礼智「やっぱりあれ、僕がしちゃったの…?」
礼武「それ以外にないだろ。」
礼智「うー…。」
礼武「とにかく着替えよう。」

二人はシュラインの制服…除霊士見習いの服装に着替える。
除霊士の服は、白い小袖と赤い袴である。
ただし、見習い除霊士は級位によって袴の色が変わる。
見習い3級の礼智は黄色、1級の礼武は桃色となる。
一人前の除霊士でなければ、赤い袴を身に着けることは許されないのだ。

数十分後、二人とも着替えが終わったが、礼智はまだショックが抜けきらないようだ。

礼武「たまに失敗したくらいでそんなに落ち込まなくてもいいだろ?
   俺なんて毎日やってるんだし…ほら、一緒に布団干しに行こ。」
礼智「うん…。」

二人で濡れた布団を抱えて廊下を渡っていく。

礼智(うーん…、こんなとこをあまり人に見られたくない。
   さっさと干してしまおう。)
??「なんだ礼武、またやっちまったのか。」
礼智「ひゃッ!…って林道先生…おはようございます。」

礼武達が出会った男は、除霊術を教える先生の一人だった。

林道「なあ礼武、寝る前にトイレは行ってるのか?」
礼武「行ってから寝ても翌朝には濡れてるんだよ。」
林道「完璧な夜尿症か。ところで、毎朝布団が濡れてるのは嫌だろう?」
礼武「もう慣れたよ。」
林道「そうか…。だが布団を洗濯するほうの身にもなってみろ。
   それにどんどん布団がおしっこ臭くなっていく。」

礼武「…だから?」
林道「寝るときくらい、オムツでも穿いたらどうだ?」
礼武「絶対やだ!」

礼武は強く言い放った後、布団を抱えたまま駆け足で廊下を走り抜けていった。

林道「んー、困ったな…ってあれ、礼智もしちゃったのか?」
礼智「う、うん…。」
林道「珍しいなー。兄貴の方は見慣れてるが。」
礼智「僕も、おむつ…したほうがいいですか?」
林道「今日たまたましちまっただけだから、しなくていいと思うが。」
礼智「ほっ…。今晩は気をつけます。」
林道「あと新入りのことだが、朝は別々に訓練を受けてもらう。
   午後の訓練には一緒に参加してもらうぞ。」
礼智「どんな子なんだろう。」

礼智はその子と出会うのを楽しみにしていた。

林道「っと、無駄話してる場合じゃないな。
   早くそれ干してこないと、朝飯食う時間がなくなるぞ。」
礼智「あ、それは困る…。先生、さよならっ!」

礼智も急いで布団を干しにいくのだった。

…つづく。


 
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オリジナル小説 | 23:57:00 | Trackback(0) | Comments(0)
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