■プロフィール

神夢月

Author:神夢月
ネチョ分なし、おむつ分濃いめ。多分おむつ系コミュから来た人でないと受け付けない内容かも

携帯向けに改装しました。

■最近の記事
■最近のコメント
■最近のトラックバック

■月別アーカイブ
■カテゴリー
■ブログ内検索

■リンク
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
ドーバの除霊士 3話
※オリジナル作品です。


- 12:10/シュライン自由訓練センター 除霊トレーニング室A -

部屋の中に一人の少年が入り込んでいた。
年は礼武たちと同じくらいだろう。

そういえば、今日新しい訓練生が来るって言ってたけど、この子?

少年「いつまでも部屋が開かぬ思ったら、この様であったか。
   この部屋は余が使わせてもらうぞ」

少年「天より見守る神よ、今こそ我に力を貸し与えよ。
   悪しき魂共に天罰を下さんことを!」

部屋の上部に大きな白い雲が出来上がる。
雲から無数の雷光が放たれ、悪霊を焼き払う。

礼智「神術!?」
礼武「…。」

悪霊は瞬く間に全滅した。
排気口のような場所から増援が姿を表したとき。

少年「行け!」

雷雲が排気口めがけて雷光を連発する。

礼武「お、お前、何やってんだよ!?」
少年「この方法が効率的であろう」
礼武「そんなことしたら壊れちまうだろうが!」
少年「壊れる…だと。この施設はそんなに脆いのか?」

部屋の中にブザーが鳴り響く。

*「ハードウェアに問題が生じました。機能を停止します。」

礼武「…おい。」
少年「ここまで脆いとは思っていなかったぞ。
   修理代なら付き人に払わせる。いくら必要だ?」
礼武「金さえ払えば何でも解決すると思ってるのかよ…。
   勝手にしてろ」

礼武と礼智はその少年を残し、部屋を出て行こうとする。
部屋の自動ドアが開くと、男性の姿が見えた。

礼武たちとその男性は開いた自動ドア越しに対面していた。

礼武「おわっ」
男 「これは失礼」

男性は少年のところへ向かっていく

男 「幽磨様、如何なされましたか?」
少年「この施設の機械が壊れてしまったようだ。修理費を払ってやれ」
男 「かしこまりました」



謎の男性と入れ違いざまにトレーニング室を後にし、二人は食堂に向かうことにした。

礼武「何なんだあいつら?」
礼智「あの男の子、新入生じゃないかな?」
礼武「だとしたら、厄介なのが来たなー」
礼智「実力的にも、ね。兄貴より優秀なんじゃない?」
礼武「具現系の神術を軽々と扱うなんて何者なんだ」



- 12:30/シュライン食堂 -

食券を購入し、それと引き換えに昼食をもらう。

林道「霊峰山じゃないか、この席で一緒に食べないか」

教員の林道に誘われ、二人は彼と同じテーブルについた。

林道「どうだ、最近の調子は?」
礼智「ん、いつも通りだよ」
礼武「俺も」
礼智「やっぱり兄貴には追いつけないよ。今日の訓練でも力の差は歴然だった」
林道「そんな事で落ち込んでるのか」
礼智「だってさ…自分が兄貴の劣化コピーみたいに見えるし」
林道「何を言ってるんだ、お前しか持っていないものもあるだろう
   例えば…冷静さとか」
礼智「確かに、それは兄貴には無理だね」
礼武「よく言うぜ、根性無しの癖に」
林道「後は…ほとんどおねしょしない所とか」
礼武「ぶっ」
礼智「汚ねぇー!」

林道「そういえばお前、小動物とか好きだったんじゃないか」
礼智「うん、可愛いからね」
礼武「そういやこいつ、食堂の排水口に住んでる鼠にも餌付けしてたぞ
   いくらなんでもねーよ」
林道「ん?いいことじゃないか」
礼武「害獣っすよあれ。それの面倒なんて見てたら食堂が余計に汚くなっちまう
   俺だったらネズミ捕りを仕掛けますね」
林道「ネズミだって生きてんだぞ。生き物を愛することの何が悪い」
礼智「それに害獣なんて、人間が勝手に決めたことでしょ」
礼武「…はぁ」
林道「そんな優しい礼智くんに結界術をおすすめしよう。
   まず癒しの術が多く、生命をいたわる君ならうまく扱えるだろう。
   除霊士の修行コースには含まれていないから君の個性になるはずだ。
   だが、除霊術の修行を疎かにしてまで打ち込んではいかんがな」
礼智「結界術…」
林道「図書館に結界術に関する資料がある。そこで調べてみるのもいいだろう」

礼武「でもさ…、俺も一緒に結界術を習得しちまったら、礼智の個性無くなるんじゃねーの?」
林道「ははは、結界術の分野では君は礼智くんには勝てんだろうよ」
礼武「根拠は?」
林道「いたわりの心」
礼武「へいへい」


林道「ところで、新入りには会ったか?」

…つづく。


 
スポンサーサイト
オリジナル小説 | 22:56:56 | Trackback(0) | Comments(1)
コメント
名前ありでははじめまして
名前ありのコメントでははじめまして
オリジナルも楽しみにしていたので嬉しいです。
キャラクターがツボで何気ない会話の一つ一つににやけてしまいます
2009-03-14 土 11:34:11 | URL | 那梨 [編集]
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。