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神夢月

Author:神夢月
ネチョ分なし、おむつ分濃いめ。多分おむつ系コミュから来た人でないと受け付けない内容かも

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ドーバの除霊士 4話
※オリジナル作品です。


- 12:45/シュライン食堂 -

林道「ところで、新入りには会ったか?」
礼武「あの成金のガキの事か?」
林道「これからはあの子といっしょに修行してもらう。
   宿舎の部屋も隣だ」
礼武「えー、あんなやつとー」

ガラガラガラ…

礼智「何、この音?」
礼武「誰か食堂に入ってくるぞ」

入ってきたのは、さっきの少年とその付き人の男だった。
男は豪華料理の乗ったワゴンを押してきていた。
そして、二人は食事中の三人の前にやってきた。

男 「ご一緒に、いかがですか?」

礼武「なぁおっさん、ここは食堂だぜ?
   ここで作られるものを食うのがお約束じゃねーのか?」
少年「何で余がわざわざ家畜の餌を食べなければいけないというのだ。
   わざわざ高級レストランから取り寄せたというのに」
礼武「このやろ…」

礼武が少年に殴りかかろうとするが、林道が止める。

林道「待て、喧嘩は良くない。
   親睦を深めるいい機会じゃないか。
   幽磨君、狗狸さん、ご一緒させて頂きます」
男 「そうですか。では、みんなで食べましょう」
礼武「くそっ、勝手にしてろ…」





- 12:55/シュライン食堂 -

礼智「おいしいー」
少年「当然だろう、大金をはたいたんだからな」
男 「この周辺では最高級のレストランです
   お気に召して頂けたのなら探した甲斐がありました」
林道「しかしそこのレストラン、予約制でしょう。
   事前に予約していたのですか?」
男 「いいえ…、なので今日予約していた団体様に無理を言って譲っていただきました
   料理代20万に交渉で150万…結構な出費でした」
林道「( ゚д゚)ポカーン」
礼智「すげぇお金持ちじゃーん、いいなー」
林道「そういうレベルじゃねーぞこれ」
礼武「何でも金で解決か…。気に入らねぇ」
礼智「兄貴も食べなよー」
礼武「ぜってー食わんっ!」

林道「では、全員そろったこの機会に自己紹介といきましょうか
   では私から…この除霊士育成所『シュライン』の教員の一人、
   林道 龍派(りんどう りゅうば)です。
   主に礼武君と礼智君、そして幽磨君の指導を担当します」

礼武「…」
林道「ほら礼武、お前の番だ」

礼武「俺は…霊峰山 礼武(れいほうさん らいむ)、除霊士見習い1級。
   言っとくが俺は金に頼る奴は好きじゃない」
林道「こらっ、失礼だろう!」
男 「いいんですよ、私達を快く思わない人は沢山いますから」

礼智「僕は除霊士見習い3級の霊峰山 礼智(れいほうさん らいち)です。
   よろしくお願いします」

少年「さて、余の番か。狗狸、適当に頼んだ。喋るの面倒い」
男 「では幽磨様に代わって私が…
   彼の名は万治 幽磨(まんじ ゆうま)様です。
   万治家の大切な一人息子でおられます。
   幽磨様も、礼武君のように高い霊力を持っており、以前に術全般の勉強をされていたので
   この学校を卒業するのもそう遅くないでしょう」

林道「いや、除霊士を甘く見ないでもらいたい」
幽磨「アンタ、教員として十分な実力はあるのだろうな?」
林道「勿論だ、生半可な実力でここの教員が務まるものか」
幽磨「どうせこの男の指導を受けることになるのだろう、信用してやろう」
礼武(なんだよ偉そうに…)

男 「そして私が、現在幽磨様の保護者である狗狸(いぬり)でございます。
   私のことは別に話さなくてもいいですね」





- 13:20/シュライン食堂 -

林道「もうすぐ午後の訓練が始まる。
   団欒の時間は終わりにして、教室に向かうことだ」

そう言い残し、林道は食堂を後にした。

…つづく。


 
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オリジナル小説 | 22:48:19 | Trackback(0) | Comments(0)
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