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神夢月

Author:神夢月
ネチョ分なし、おむつ分濃いめ。多分おむつ系コミュから来た人でないと受け付けない内容かも

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ドーバの除霊士 10話
※オリジナル作品です。


 

とても、心地よい……


深い闇は、彼の意識に安らぎを与えた。


やがて、闇というキャンバスに一つの光景が描かれる。


彼の奥深くに眠る記憶を呼び覚ますかのように…






見覚えのある、複数の建造物からなる施設。

施設の入り口の前で、3人の人影があった。

二人の男女と一人の男が対面している。
全員白と赤からなる服を着ていた。

二人組側の女「この子達を、お願いします」

女性が、施設側の男に、そっと何かを手渡す。

施設側の男「勘違いをするな、私はこの子達を一時的に預かるだけだ。
      …必ず、引き取りに来い」

聞き取れた会話の内容はこれだけだった。

二人の男女は、施設を去る。
残ったのは、一人の男と、腕の中で眠る二人の赤子。

イメージはそこで霞み、ぼやけ、消えていく…






次に視界に入ったのは、ぼやけてはいるものの、日常(リアル)に近い風景。

あれ、俺…



礼武「んぁ…?」

声にならない声をあげる。

??「兄貴!」

目の前の人がをあげた。
直後、別の人が俺のそばへ走ってくる。

???「えっ、礼武くん!」


礼武「礼智と、根古川さん…?」

根古川「気がついたのね!良かった…」


今の状況が把握できていない。少し考えよう。
俺は、ベッドの白いシーツの上に居る。
見覚えのあるこの部屋……保健室か?
何で俺はこんな所で寝ていたんだ?


根古川「ねえ礼武くん、この前の擬似悪霊退治のこと、覚えてる?」


擬似悪霊…
その言葉を聞き、昨晩の記憶が蘇る。


礼武「なんかすごい相手と戦ってた気がするけど…
   俺、いつの間に眠っちゃったんだ?」

根古川「礼武くん、神術を使って私たちを助けてくれたのよ」

礼武「そういや、そうだった…」


今完全に思い出した。
一日に二回、神術を使ったんだっけ…。
今思えば無茶な行為だった。


礼智「兄貴…心配かけんなよ…」

礼武「礼智、悪かったな。
   …なんで泣いてんだ?」

根古川「礼武くんさぁ、今日がいつだか分かってる?」

礼武「ん?」

根古川「悪霊退治から4日後よ。礼武くんは三日半ずっと寝てたわけ」

礼武「!?」

根古川「私も礼智くんもすっごく心配してたんだから…
    礼智くんなんて、ずっと君に付きっ切りだったんだよ」


そうだったのか…
俺、みんなに負担かけてたんだな。


礼武「礼智、ありがとな…」


俺はベッドの上から、礼智を抱きしめた。
礼智はその間、ずっと泣いていた。


礼智も落ち着き、手を離したところで…


礼武「…根古川さん、何で俺のお尻を触ってるの?」

根古川「んん~、やっぱりしちゃってるか。
    最後に換えたのが夜中だったからねぇ」


いやな予感がしたので、パジャマの上から股間を触ってみる。


礼武「あッ!」


いつもと違う、何かぶよぶよした感覚。
パジャマのズボンを引っ張って、中を覗く。


礼武「……」

テープ止めの、年不相応な下着が見えた。

根古川「礼武くん、すっきりしよっか」

根古川さんが、新しい紙おむつを持って俺の前に迫り来る。

礼武「根古川さん、俺もう起きてるんだけど…」

根古川「もうしばらく安静にしてなくちゃダメだよ」


根古川さんは俺のパジャマのズボンを下ろし、紙おむつのテープに手を掛けた。


根古川「礼武く~ん、ちー出て気持ち悪かったね~」

礼武「あ、赤ちゃん扱いするなよ…」


テープを剥がす音が部屋に響き、股間が涼しくなった。


根古川「おしりふきとベビーパウダーと…」

何故そんなものが保健室にある?


おむつ交換が終わるまで、俺はただ待っているだけだったが
こういうのも悪くない…と、不覚にも思ってしまった。
だがやはり恥ずかしい。


根古川「…ぺたん。…ぺたんっと」

礼智「根古川さん、次は僕のもお願い」


礼智が自分の袴を下ろす。


礼武「礼智、何でお前も紙おむつなの?」

根古川「礼武くんの側を少しでも離れたくなかったのよ」

礼智「…兄貴のせいだからね」

ペリペリッ
根古川「礼智くんも、お兄ちゃんとお揃いの真っ黄色だねぇ~」


根古川さんの黄色い声を聞いて、礼智は黙ってうつむいている。


礼武(恥ずかしがるなら、最初から履くなよ…)


根古川さんが紙おむつのテープを止めようとした所で、保健室のドアが開く。


幽磨「フッ…」
狗狸「こんにちは、礼武君の様子は如何ですか?」


入ってきたのはクソガキとその奴隷じゃないか。
どうやら俺の見舞いに来てくれたようだ、ありがとよ。


狗狸「おや、意識が戻ったのですね。おめでとうございます」

礼武「何がおめでとうございます、だ」

幽磨「無様だな除霊士見習い1級」

礼武「そういやてめぇ、粘土が出てきたときずっと怯えてたじゃねーか!
   戦力が欠けたせいで、あいつ倒すのに苦労したんだぞ!」

幽磨「仕方ないだろう、余は狭いところが苦手なのだ」

礼武「お前みたいなチキンなオムツァーには、除霊士なんて向いてないよ。
   帰って母上様のオッパイでも飲んでろ。それともその忠犬野郎のオッパイが好みか?」

幽磨「まったく腹が立たぬ。せめてオムツを脱いでから言うんだな」

礼武「くそっ」

狗狸「そういえば、この部屋の小さい子たち、今は全員おむつのようですね」

根古川「そうですよー。
    もう可愛くて幸せで昇天してしまいそうなんです!
    あっ、そうだ!」


根古川さんが自分のかばんから何かを探している。


根古川「あったあった!
    おむつっ子3人なんて滅多に無い機会ですから、記念撮影なんてどうです?」

小型の写真機を手にした根古川さんが、狗狸にたずねる。

狗狸「幽磨様と、優秀な生徒さん達が一緒に写った写真ですか…
   いいですよ!撮りましょう」

礼智(優秀なのは兄貴だけだよ。…はぁ)

礼武「おい、勝手に話を進めるな
   …ってこら!何で脱がせる!」

根古川「せっかくのおむつっ子集合写真なんだから、おむつ見せなきゃ意味ないじゃない」

礼武「へ、変態っ!マジキチッ!」

狗狸「幽磨様も脱ぎ脱ぎしましょう」

幽磨「余はおむつも高級品だ。本体もおむつも貧乏な者と一緒に撮られるのは気に食わぬがな」

礼武(腹立つ…)

狗狸「おや、幽磨様がお気に召さないようであれば、撮影は中止にしましょうか?」

幽磨「構わん。余は心も貧しくないのだからな」

礼武「#^ω^)ビキビキ」

礼智「はぁ…」


根古川「それじゃ撮るよー、はいチーズ!」


パシャリ。


根古川「おっけー、しっかり撮れたっぽい」

礼武「ちょっと待て、その写真、みんなに見せびらかすつもりじゃ無いだろうな?」

根古川「えっ、駄目なの?」

礼武「駄目に決まってるだろ!おむつ姿を見せびらかすなんてやめてくれ!」
礼智「さすがに僕もそれは…」

根古川「…ちぇっ、仕方ないなー
    私と狗狸さんだけで楽しみますか」

礼武「…ほっ」


ガラッ


林道「礼武の容態は…、おお目を覚ましたか!」

礼武「林道先生!」

林道「心配かけおって…」

林道は礼武の胸倉を掴み、持ち上げ…

林道「この大馬鹿者があ!」

礼武を布団に叩き付けた。

礼武「いってぇ…」

林道「全く…許可無く神術を使うとは何事だ」

礼武「でもさー、俺が使わなきゃみんな死んでたぜ」

林道「あの時の事ではない!
   訓練中に神術を使っていなければ、粘土悪霊相手に神術を行使しても
   寝たきりになることはなかったはずだが」

礼武「さーせ…」

言いかけたところで、今の林道先生には冗談が通じないことに気づいた。

礼武「す、すみません!ごめんなさい!もう二度といたしません!」

林道「分かってるのか、本当に?」

礼武「は、はい…」

林道「…」

礼武「ひぃ…」


ガバッ


林道「…もっと、自分を大事にしろ」

礼武「はい…」

林道「もしお前の目が覚めなかったのなら、
   礼智が、シュラインの皆が、お前の両親が悲しむ。
   もう、無茶はしないでくれ…」

礼武「先生…、ごめんなさい」



根古川「まぁ、これで一件落着かー」

狗狸「そのようですね。一時はどうなるかと思いました」

林道「さて、明日から礼武と礼智の訓練を再開する」


…つづく。





後書き

根古川さんがいると、話が変な方向に向かっていきそうで怖い。
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オリジナル小説 | 23:07:59 | Trackback(0) | Comments(0)
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