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神夢月

Author:神夢月
ネチョ分なし、おむつ分濃いめ。多分おむつ系コミュから来た人でないと受け付けない内容かも

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ドーバの除霊士 15話
※オリジナル作品です。


 
- 21:00/ゲームコーナー -

礼智「卓球台は無いみたい」
礼武「エアホッケーが代わりか」
礼智「ガンシューティングだ。ホラー要素があるみたい」
礼武「ゴキブリとか勘弁してくれ」

ゴキブリはこの世界では空想上の生物である。
幽霊やゾンビが実在するこの世界では、
架空の虫などがホラーの題材として使われている。
幽霊をテーマにしたホラー物は存在するが、数は少ない。

二人はゲーム機の並ぶ場所へ向かう。

デモプレイが再生されている。
『てやっ!』
『バーニング!』
『サンドストーム!』
カラフルなまんじゅうを並べて消すゲームのようだ。

礼武「こっちは・・・」

縦スクロールシューティングだ。
礼智「すごい濃い弾幕・・・こんなの避けれないよ」
礼武「この主人公も除霊士なのか?それっぽい格好してるけど」

・・・

礼武「おっ、何か面白そう」

礼武が目を付けたのは、レースゲームらしきゲーム機。

礼武「二人でやろうぜ」
礼智「難しそう・・・」
礼武「俺も初めてだし問題ないだろ?」

ゲームの機械は二台ずつ向かい合って設置されている。
二人は、お互いに向かい合った

礼武「とりあえず赤ヒゲを選択」
礼智「じゃあ僕はキノコを」

キャラクターを選択し、ゲームが始まった。

礼武「え、格闘ゲームなの?」
礼智「タイトルにカートって書いてあるけど、全然関係無いじゃん」
礼武「ま、やってみっか」

礼武はレバガチャで突撃する。
礼智はコマンド技を出そうとするが、なかなか出ない。

礼武「おらおらっ」

レバガチャの赤ヒゲの攻撃でキノコの体力が減っていく。

礼武「このまま勝っちゃうぞ」
礼智「くそっ」

キノコが手から何かの塊を出して、赤ヒゲを吹っ飛ばした。

礼智「なんか出た」
礼武「かめ○め波?」
礼智「多分違う」

キノコの飛び道具連発で、赤ヒゲは近づけずにダメージを受け続ける。

礼武「卑怯だぞ!ど○ん波連発するな!」
礼智「卑怯じゃないしー」

キノコがジャンプ攻撃を2回繰り出す。

礼智「コマンドミスった!」
礼武「今だ!」

赤ヒゲがキノコとの間合いをつめ、レバガチャ攻撃をお見舞いする。

テ~レ~

礼武「やった!」
礼智「うー・・・」
礼武「続きがあるっぽいぞ」

画面が切り替わった。
次は赤ヒゲとゴリラが戦うようだ。

礼智「兄貴、がんばれよ」
礼武「CPUもやっつけてやる」

『挑戦者が現れました!』

礼武「何だ!?」

向かいの機体におっさんが座っていた。
ゲーム画面が切り替わり、赤ヒゲとトカゲの戦いになる。

礼武「おっさん、邪魔すんなよ」
男「・・・」
礼武「このトカゲもやっつけてやる」

赤ヒゲはレバガチャ操作でトカゲに向かっていくが、
トカゲの攻撃でひるんだ隙に、敵の追撃が放たれた!

トカゲの連続攻撃がヒット!赤ヒゲは全く動けない!

テ~レ~

礼武「永久コンボとかクソゲーすぎる。やめたやめた」

二人は格闘ゲームの台から離れ、別のゲームを見ることにした。

礼武「お?」

クレーンゲームの前に、小さい女の子が居た。
料理店でおむつを替えてもらっていた子だ。

女の子はクレーンゲームの商品を眺めていたが、しゃがんでじっとし始めた。
しばらくすると、格闘ゲームをやっている男のもとへ駆け寄っていった。

女の子「おとーさん、おしっこでたよ。おむつとりかえて」
男「・・・」

父親らしき男は格闘ゲームに没頭している。

礼武「子供を放ったらかしにしてゲームか・・・最低な親だ」
礼智「あの子がかわいそう」

礼智「・・・そうだ!兄貴、ちょっと待ってて」
礼武「おい!どこ行くんだよ!?」

礼智は走ってゲームコーナーを後にした。

礼武「・・・」

女の子は無反応な父親から離れ、再びクレーンゲームの前に駆け寄った。

女の子「みこさん・・・」

女の子はゲーム機の中の人形を見つめている。

礼武「除霊士の人形?なんでこんなものがあるんだ?」

女の子「あっ!」

女の子がこちらを振り向き、礼武のもとへ走って来た。

女の子「みこさんみーっけ!」
礼武「おわっ!」

小さな女の子に突然抱きつかれた。

礼武「何だよこの展開」
礼智「お待たせー!」

礼智が戻ってきた。売店で小さい子用の紙おむつを買ったようだ。

礼智「ねぇ、おむつ取り替えよっか」
女の子「みこさんが、とりかえてくれるの?」
礼智「そうだよ。早くすっきりしようね」

礼智は女の子と一緒にトイレへ向かった。

礼武「下手すると誘拐と間違われるぞ。この流れは」

礼武「さて、戻ってくるまでどうするか」

礼武はクレーンゲームの機体を見つめる。

礼武「少しやってみるか」

機械にお金を入れると、ゲーム機が動き出した。

礼武「・・・」

クレーンを賞品の頭上まで動かした。

礼武「よし、後は降ろして・・・」

ボタンを押すと、クレーンが降りた。
クレーンは賞品を持ち上げ始めた。

礼武「意外と簡単じゃないか」

ボトッ

礼武「・・・」

クレーンが天井に到達した途端、賞品は落ちてしまった。

礼武「ふざけんな!」

礼武はゲーム機の前で地団駄を踏んだ。

礼武「重い物を取ろうとしたからだめだったのか?軽い物なら・・・」

礼智「お待たせー!」
女の子「おまたせー!」

礼武(そうだ!)

礼武はもう一度クレーンゲームを開始した。

礼智「兄貴、何を取るつもりなの?」
礼武「いいから見てろよ」

クレーンがある賞品の上で動きを止めた。

女の子「みこさん!」

クレーンは人形を掴み、天井まで持ち上げた。

礼武「よし!」

ボトッ

礼武「・・・」
女の子「・・・」
礼智「格好悪い」
礼武「もう一回だ!次こそはいける!」

再びゲームに挑戦する。
クレーンは人形を掴み、天井まで持ち上げた。

礼武「・・・」

クレーンは穴へ向かって進み始めた。

礼武「いけるか?」

ボトッ




























































礼武「ほらよ」
女の子「みこさんー!」

女の子は除霊士らしき人形を抱きしめている。

礼智「他人のためによくやるよ・・・」
礼武「お前もな」

礼智「よかったね、冬華ちゃん」
女の子「ありがとう、みこさん!」
礼武「どういたしまして」

礼智は女の子のおむつを交換する際、
女の子の靴のかかとに名前が書いてあるのを見つけたらしい。

冬華「とうかね、おおきくなったらみこさんになりたい!
   それでね、こまっているひとをたすけてあげるの」
礼智「冬華ちゃんなら、絶対なれるよ」

礼智は冬華の頭をなでてあげる。

男「おい冬華、帰るぞ」

父らしき男が冬華の腕を引っ張って連れて行く。

冬華「みこさん、またねっ!」

・・・

礼智「行っちゃった・・・」
礼武「俺たちも部屋に戻ろう」

・・・つづく。


 
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オリジナル小説 | 18:16:46 | Trackback(0) | Comments(0)
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