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神夢月

Author:神夢月
ネチョ分なし、おむつ分濃いめ。多分おむつ系コミュから来た人でないと受け付けない内容かも

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ドーバの除霊士 16話
※オリジナル作品です。


 
- 6:30/ホテル15F客室 -

目が覚めた。
いつものお尻のびしょびしょ感は無い
おむつの中は若干湿っぽいが、不快感はあまり無かった

礼武(おむつで寝るのも、悪くないかな・・・)

ふかふかのベッドで暖かい布団に包まれて心地よい
礼武(もう少しこのままでいよっ)

狗狸「礼武君、朝風呂へ行きましょう」
礼武「ぇ~」

もっと布団の中で丸まっていたい

狗狸「おねしょで汚れた体を洗いましょう」

礼智は既に起きていた。幽磨は狗狸の腕の中で眠っている

礼武「ちぇっ、わかったよ」

礼武は夜のおしっこを吸ったおむつを脱ぎ捨て、大浴場へ向かった

礼武「礼智もおねしょしたのか?」
礼智「してないよ。常習犯の兄貴とは違うもん」





- 8:30/ホテル15F客室 -

朝風呂と食事を終えた4人は、部屋でくつろいでいる

幽磨「今日の予定は?」
狗狸「テラレイド山の観光です。別の家族と一緒のグループになるみたいです」

礼武と礼智はテレビのチャンネルを回している。

『ガオー!』
『神の力を食らいなさい!』

礼武「ん、なんだこれは?」

除霊士のような格好の女の子が、怪獣と戦っている

除霊士らしき女の子は、お祓い棒を振って火の玉を作り怪獣に向けて飛ばした

礼智「シュールすぎる」
礼武「所詮アニメだからな」
礼智「これ、除霊士というよりフォース使いだよ」

『怪獣が倒れたぞ!』
『ありがとう巫女さん!』

礼武「みこ?」
礼智「冬華ちゃんが言ってたのってこの事かな?」

CMが流れ、Bパートに移る

巫女『どこかに困ってる人いないかなー?』
子供『うえーん、お腹が減って動けないよー!』
巫女『巫女さんソーセージ(ステッカー付)をどうぞ』
子供『ありがとう巫女さん!』

農夫『日照り続きで作物が育たんのじゃ』
巫女『私にお任せください』

巫女は雨乞いを始めた
空が暗くなり、大雨が降り出した

農夫『これで今年も安泰じゃ』


礼智「・・・」
礼武「巫女って、除霊士とは別物なのな・・・」


狗狸「もうすぐ出発です。準備をしておいてください」




- 10:00/ホテル前駐車場 -

ガイド「こちらの車へどうぞ」

やや小さめのバスに乗り込む

冬華「あっ、きのうのみこさんだ!」

車には冬華と両親が既に乗っていた

狗狸「おや、知り合いですか?」
礼武「昨日の夜にちょっとな」
狗狸「折角ですし、挨拶しておきましょう」

狗狸「おはようございます。初めまして」
冬華の母「あんたらも子連れか、五月蝿くて嫌になるわね」

幽磨「不潔な貧乏人の心なぞこんなものだ。汚らわしい」
礼武「貧乏かどうかは関係ないだろ!」
礼智「ともかく、あの態度は酷い・・・」




- 10:20/テラレイド山道 -

礼武「2のダブル!」
礼智「・・・パス」
幽磨「ジョーカーのダブル」
礼武「くそっ!」

礼武(手元には3が4枚ある。これで勝つる!)
礼智(兄貴、序盤から強いカードばっかり出してる。もしかして・・・)
礼武「よし革命!」
幽磨「革命返し」
礼武「くそっ!」

冬華の母は化粧を整えている
冬華は隣でジュースを飲んでいる

冬華の父「おいアンタ、一杯飲みやしょうぜ!」
狗狸「え、遠慮しておきます・・・」
冬華の父「ああん?俺の誘いを断るってかぁ?」
狗狸「・・・」
冬華の父「さあ飲め!」

礼武「昼間っから酒かよ」
礼智「狗狸さん大丈夫かな?」
幽磨「心配ない」
礼武「心配しないのか?」
幽磨「狗狸なら、あの程度の修羅場はうまくやり過ごせる」

一瞬、バスが強く揺れた。

冬華「きゃっ!」
冬華がジュースの紙パックを強く握り、中身が母の顔にかかった

冬華の母「・・・」
冬華「ご、ごめんなさい」
冬華の母「このクソガキャ!」
パァン!












乾いた音がバスの中に響いた
小さい子への体罰としては、あまりに強すぎるビンタが冬華を襲った












冬華「いっ、あっ、あっ・・・」


冬華「うわああああああああああああああああああん!!!」

冬華の母「あらあらごめんねー、力が入りすぎちゃった☆」
礼武「ふざけんなよ・・・」
冬華の母「あん?」
礼武「いっつも冬華ちゃんを力一杯ぶってるだろ!」
冬華の母「何このガキ。他人の家庭事情に首を突っ込まないで頂戴」


礼智「冬華ちゃん!」
礼智は冬華に駆け寄り、冬華の頬に指で何かの印を描いた。
礼智「いたいのとんでけ!」

礼智は痛み止めの結界術を発動させた。冬華の頬の痛みが引いていく

冬華「みこ・・・さん?」
礼智「冬華ちゃん、痛くない?」
冬華「いたくない。でも・・・」
礼智「兄貴!」

冬華の父「なんだこいつ?」
礼武「お前ら、もっと娘のことを考えたらどうなんだ」
冬華の父「我侭過ぎるから適切な教育をしてやってるだろ」
冬華の母「このガキ、甘やかされて育ったんじゃない?教育が必要かしら」
礼武「我侭なのは冬華ちゃんじゃない、てめーらだ」
冬華の父「うるせぇ!」

冬華の父は礼武を蹴り飛ばした!

礼智「兄貴!」
冬華「みこさん!」

礼武「うぅ・・・・痛み止め頼んだ」

礼智は痛み止めの結界術を礼武の患部に使用する。

礼武「くそっ、少し楽になったけどまだ痛む」
冬華「ごめんね、ぜんぶ、とうかのせい。とうかがわるいの」
礼武「そんなことない!・・・ないんだよ」

この観光が終わったら、冬華とは一緒にいられない。
あの両親から、誰が冬華を守るというのか。

俺には、冬華を守れない。悔しい。
礼武「ぐっ・・・ぐっ・・・」
冬華「なかないで・・・」


運転手「前方にテラレイドベアーの集団が!突っ込んできます!」
狗狸「何ですと!?」

白い熊がバスの行く手を阻む

運転手「ブレーキが間に合わない!」

バスは白い熊に突っ込んだ!
返り血がフロントガラスに付着した

運転手「うわああああ!!!」

バスは制御を失い、暴走する



ふと、体が宙に浮くような感覚に襲われる

幽磨(この感覚、あの時と同じ・・・)


バスは、山道から転落した。


・・・つづく。


 
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オリジナル小説 | 04:20:55 | Trackback(0) | Comments(0)
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